2019年即位礼正殿の儀の行事食

献立:巻きずし、ハラミ蕎麦、春巻き、ニラの酢の物、里芋の胡麻和え、季節の水菓子、レモン大福

今年はどうやら一か月ほど季節が進むのが遅いようで、鹿児島に秋がやってくるのはもう少し先になりそうです。

10月の行事食は令和の記念すべき祝日「即位礼正殿の儀」にあわせて。

即位にあわせた祝日は、めぐりあわせで何度もある国事儀式ではありません。

もちろん病院の給食なので、豪華な御馳走にはできませんが、地産地消で丁寧に作らせていただき、精一杯のお祝いの食事に致しました。

畑で作成した自家製の野菜もふんだんに使い、里芋はピーナッツで和え物に、ニラは酢の物に。
まだ小さい桜島小みかんは薬味に使用いたしました。

また、沖縄産のバナナをいただいたので、季節の水菓子のひとつに。
甘みがさわやかで野趣あふれる味わいの食事になったのではないでしょうか。

2019年9月松花堂弁当


生姜の炊き込みごはん、串カツ、手作りおぼろ豆腐、揚げ茄子のポン酢ジュレかけ、オクラそぼろ、そうめんの澄まし汁、季節の水菓子

中秋の名月と言葉があるように月が美しい季節がやってまいりました。
今年も満月のうさぎにかけて、お弁当箱の中で十五夜を表現してみました。

手作り豆腐に「す」が立ってしまったのが痛恨のミスでしたが、秋らしい行事食となったのではないでしょうか?

東洋医学の観点からもこの時期は季節の変わり目で体調不良になる方もいらっしゃいます。
旬の食材をたっぷり使って、元気になっていただけるお手伝いができる給食を目指しています。

2019年8月中華御膳

献立:中華炊き込みごはん、肉団子の甘酢あんかけ、ぱりぱり麺の野菜あんかけ、オクラのナムル、茄子の辛子和え、黄な粉プリン

「残暑お見舞い申し上げます」といつまでも言いたくなるような暑さの日々ですが、ようやく朝晩の暑さがしずまり過ごしやすい時期となりました。
「天地始粛(てんちはじめてさむし)」という言葉がぴったりのシーズンです。

酷暑で疲れた身体を、少しでもいたわることができれば…と思い薬膳効果たっぷりの中華御膳に致しました。

中華炊き込みごはんには、五香粉を使用し老廃物の代謝アップを。
肉団子の甘酢あんにはたっぷりの酢に山椒を使ってバランスよく。
オクラやなすびは院長が作った自家製野菜を使用し、残暑にぴったりの薬膳ごはんを提供いたしました。

2019年七夕御膳

稲荷寿司、七夕そうめん、鶏のから揚げ、なすの練りごま和え、苦瓜の南蛮漬け、ごま酢和え

毎年、七夕の小満の時期は鹿児島は梅雨の半ばで雨、雨の日々。
今年はなんと一日の降水量が700ミリという大雨予報があり、冠水や川の氾濫に緊迫した日もありました。
さいわい大きな災害もなく、なにげない平穏な日々に感謝するばかり。

さて・・今年の七夕の行事食も定番のメニューばかりですが、院長がせっせと作った旬の野菜をふんだんに使用しております。
なすびやキュウリ、シソの葉、ニンニクなどはすべて自家製野菜です。
野菜に困らないのはありがたいですね。
梅雨明けには本格的な暑気に入り、今年も35度以上ある猛暑の見込みとのことですので、熱中症に気を付けてお過ごしください。

2019年6月の行事食

献立:枝豆ピラフ、季節の前菜サラダ、牛肉と夏野菜のトマト煮込み、野菜と鶏肉のムース、なすびのキッシュ、キャベツのスープ、さっぱりレモンゼリー

夏至も近くなり青い梅も黄色みを帯びてほんのり赤く熟す頃となりました。
いつもなら、何か節季にあわせて行事食をおこなうのですが
6月だけは目立つものが少ないものですから、厨房職員がチャレンジしたいものを作らせていただいております。

今月は新しいNoritakeの洋皿を入れたのでフレンチに挑戦。

自家製のジャガイモや人参、なすび、ピーマンなどをふんだんに使った健康的なフレンチになったかと。
少しこってり重いメニューだったので、デザートのレモンゼリーは酸味を少し強めに仕上げてバランスとっております。

新しいジャンルの料理に挑戦をするたびに「料理って難しい」と・・うなっております。
病院の給食でどこまで挑戦できるか
長い道をまだまだ歩いていきたいものです。

2019年5月松花堂弁当

2019年5月松花堂弁当

献立:中華炊き込みごはん、春巻き、海老とグリンピースの炒め物、人参の酢の物、オクラのサラダ、貝汁、季節の水菓子

今年の端午の節句の行事食は令和への改元で連休だったものですから、
思い切って24節48候の「小満」の時季へずらして実施を。
小満は、万物の命が満ちてくるころ・・と言われています。

こんな言葉があります。
「小満は蚕起食桑」と。

「かいこおきてくわをくう」と読みます。
昔の言葉は農作業とともにあり、自然の流れを呼んでいるのだなと感じますね。

当院でも大根や紫玉ねぎ、カブなどは自家製。
まさに畑にて青虫と格闘中です。
令和もまたよろしくお願い申し上げます。

2019年4月 開院祝い記念御膳

2019年4月 開院祝い記念御膳
献立:ちらし寿司、海老の天ぷら、かき揚げ、刺身、スナップエンドウのサラダ、すまし汁、季節の水菓子

令和の発表があった4月1日に川原腎泌尿器科クリニックも22年目を迎えることができました。
今年は改元の年。いろんなものが動き出すときに私たちも社会の大きな流れの中で、より一層高見を目指せるようにしたいものです。

厨房職員の目標は「給食経営の視点からみた効率化」を行うこと。
丁寧な仕事もとても大事ですが、効率化をすることで無駄が省け、作業効率も上がり、職員にも余裕ができます。
そうすることで、疾患食や嚥下食への対応、個人様への対応もできるようになります。

超高齢化に移行する今、最大の作業効率化を上げ、経営的にも無駄がないこと、昔ながらの丁寧な手仕事、そして地産地消などは必ず融合できると考えております。
ぜひとも川原腎泌尿器科クリニックの今後にご期待くださいませ

平成31年ひなまつり

献立:桜のちらし寿司、から揚げ、ごぼうの蒲焼、桜二色流し、さくら湯葉、菜の花と玉ねぎの辛し和え、はまぐりの吸い物、桜餅

鹿児島の雛祭というと旧暦の4月になものですから、3月に雛祭をすると「昔は4月までひな人形出していたんだけどなあ」と気ぜわしい気持ちになります。
節句の行事食は伝統にのっとり、判を押したようにちらし寿司とハマグリの吸い物、辛し和え・・・などで革新的なメニューはございません。
しかし、食の伝統をずっと守っていくのは実は至難の業で、良いものを仕入れて同じ配合で・・としても食材の香りや含水量などでうまく出来上がらないときがあります。

入院中に治療の中で大きな楽しみのひとつに「食事」という声も非常に多いです。

「献立通りに作る」ではどうしてもブレが生じるので、その日の食数、食材の状態により微妙に包丁の入れ方や加熱の加減などいろいろ変えていますが、まだまだ満点をとれることは少ない日々です

平成31年節分


献立:巻き寿司、イワシの蒲焼き、黒豆、和え物、澄まし汁、季節の水菓子、甘納豆

大きな寒波がやってきて関東以北では寒い週末だったとのことですが、皆様のところはいかがでしょうか?
立春の前日になる節分ですがまだまだ春は遠いですね。
今年の節分も恒例の巻き寿司作りをさせていただいました。
イワシの蒲焼は脂がのっていたのでやわらかく仕上がりましたし、巻きずしも上々。
そして、今回は畑でできた自家製の黒豆で煮物に挑戦いたしました。残念ながら腕が未熟で少ししわが寄ってしまいましたのでこれからの課題となりそうです。

毎年少しずつ行事食は変化を加えて「どうやったら限られたコストの中で、より一層上を目指せるか」と試行錯誤させていただいておりますが、
なかなか満点をはじき出すことは難しいものです。

やはり、旬の食材にしっかりと手をかけることと
一歩一歩積み上げていくしかないなあ・・と感じる日々です