2020年おせち料理

献立:押し寿司、伊達巻、信田巻き、祝いかまぼこ、鶏ロールチキン、紅白なます、炒り鶏、大きな唐揚げ、オーロラカスタード、お雑煮

毎年、おせち料理は「1年の事始め」と気合を入れて作らせていただいています。
おせち料理は簡単そうに見えて意外と難しく、丁寧に作り、そして配置よく盛り付けなければ美しく見えません。
皿にのった料理は「自分という人間をさらけだしたもの」といわれており、
何年も毎日のように厨房に入っていますが、料理するのが怖いと思うこともしばしば。
怖さを知っている間は慢心せずにすみそうです。
しかし、怖いと縮こまっていてもカラを打ち破ることもできません。
今年は柔軟な発想もとりいれて、給食経営を戦略的にこなしていく年にしてまいります。

2019年クリスマスの行事食

献立:チキンピラフ、季節の前菜、牛肉のワイン煮、コーンスープ、クリスマスケーキ

2019年は静かで、おだやかなクリスマスを迎えております。
ワイワイにぎやかで、忙しいクリスマスもよいものですが、ゆっくりしたクリスマスもいいものですね。
今年最後の行事食ということで、厨房スタッフみんなで頑張らせていただきました。
前日に収穫した季節の野菜もふんだんに利用した、オーガニックなクリスマスランチを目指しました。

来年ははたしてどんな年になるのか…それはまだわかりません。
しかし、きっとより良い年になり、私たち調理場は丁寧な仕事と効率化の分岐点をより深く探し出せる年になると感じております。

2019年11月行事食

献立:ちらし寿司、鶏のから揚げ、幌ふき大根、ゴマ酢和え、すまし汁、季節の水菓子

11月の行事食というと「七五三」のイメージですが、今回は24節72候の「小満」にあわせて。
小満の時期は日の光も弱くなり、虹をみかけることがなくなり、冬の気配がどんどん近づく季節です。

煮物の幌ふき大根は、当院では秋の行事食の定番。
調理員みんなで丁寧に包丁でカットして仕上げました。

行事食ではどちらかというと、奇抜なものよりも定番のものが喜ばれます。
とりたてて目新しい料理はございませんが、今回も精一杯作らせていただきました。

2019年即位礼正殿の儀の行事食

献立:巻きずし、ハラミ蕎麦、春巻き、ニラの酢の物、里芋の胡麻和え、季節の水菓子、レモン大福

今年はどうやら一か月ほど季節が進むのが遅いようで、鹿児島に秋がやってくるのはもう少し先になりそうです。

10月の行事食は令和の記念すべき祝日「即位礼正殿の儀」にあわせて。

即位にあわせた祝日は、めぐりあわせで何度もある国事儀式ではありません。

もちろん病院の給食なので、豪華な御馳走にはできませんが、地産地消で丁寧に作らせていただき、精一杯のお祝いの食事に致しました。

畑で作成した自家製の野菜もふんだんに使い、里芋はピーナッツで和え物に、ニラは酢の物に。
まだ小さい桜島小みかんは薬味に使用いたしました。

また、沖縄産のバナナをいただいたので、季節の水菓子のひとつに。
甘みがさわやかで野趣あふれる味わいの食事になったのではないでしょうか。

2019年9月松花堂弁当


生姜の炊き込みごはん、串カツ、手作りおぼろ豆腐、揚げ茄子のポン酢ジュレかけ、オクラそぼろ、そうめんの澄まし汁、季節の水菓子

中秋の名月と言葉があるように月が美しい季節がやってまいりました。
今年も満月のうさぎにかけて、お弁当箱の中で十五夜を表現してみました。

手作り豆腐に「す」が立ってしまったのが痛恨のミスでしたが、秋らしい行事食となったのではないでしょうか?

東洋医学の観点からもこの時期は季節の変わり目で体調不良になる方もいらっしゃいます。
旬の食材をたっぷり使って、元気になっていただけるお手伝いができる給食を目指しています。

2019年8月中華御膳

献立:中華炊き込みごはん、肉団子の甘酢あんかけ、ぱりぱり麺の野菜あんかけ、オクラのナムル、茄子の辛子和え、黄な粉プリン

「残暑お見舞い申し上げます」といつまでも言いたくなるような暑さの日々ですが、ようやく朝晩の暑さがしずまり過ごしやすい時期となりました。
「天地始粛(てんちはじめてさむし)」という言葉がぴったりのシーズンです。

酷暑で疲れた身体を、少しでもいたわることができれば…と思い薬膳効果たっぷりの中華御膳に致しました。

中華炊き込みごはんには、五香粉を使用し老廃物の代謝アップを。
肉団子の甘酢あんにはたっぷりの酢に山椒を使ってバランスよく。
オクラやなすびは院長が作った自家製野菜を使用し、残暑にぴったりの薬膳ごはんを提供いたしました。

2019年七夕御膳

稲荷寿司、七夕そうめん、鶏のから揚げ、なすの練りごま和え、苦瓜の南蛮漬け、ごま酢和え

毎年、七夕の小満の時期は鹿児島は梅雨の半ばで雨、雨の日々。
今年はなんと一日の降水量が700ミリという大雨予報があり、冠水や川の氾濫に緊迫した日もありました。
さいわい大きな災害もなく、なにげない平穏な日々に感謝するばかり。

さて・・今年の七夕の行事食も定番のメニューばかりですが、院長がせっせと作った旬の野菜をふんだんに使用しております。
なすびやキュウリ、シソの葉、ニンニクなどはすべて自家製野菜です。
野菜に困らないのはありがたいですね。
梅雨明けには本格的な暑気に入り、今年も35度以上ある猛暑の見込みとのことですので、熱中症に気を付けてお過ごしください。

2019年6月の行事食

献立:枝豆ピラフ、季節の前菜サラダ、牛肉と夏野菜のトマト煮込み、野菜と鶏肉のムース、なすびのキッシュ、キャベツのスープ、さっぱりレモンゼリー

夏至も近くなり青い梅も黄色みを帯びてほんのり赤く熟す頃となりました。
いつもなら、何か節季にあわせて行事食をおこなうのですが
6月だけは目立つものが少ないものですから、厨房職員がチャレンジしたいものを作らせていただいております。

今月は新しいNoritakeの洋皿を入れたのでフレンチに挑戦。

自家製のジャガイモや人参、なすび、ピーマンなどをふんだんに使った健康的なフレンチになったかと。
少しこってり重いメニューだったので、デザートのレモンゼリーは酸味を少し強めに仕上げてバランスとっております。

新しいジャンルの料理に挑戦をするたびに「料理って難しい」と・・うなっております。
病院の給食でどこまで挑戦できるか
長い道をまだまだ歩いていきたいものです。

2019年5月松花堂弁当

2019年5月松花堂弁当

献立:中華炊き込みごはん、春巻き、海老とグリンピースの炒め物、人参の酢の物、オクラのサラダ、貝汁、季節の水菓子

今年の端午の節句の行事食は令和への改元で連休だったものですから、
思い切って24節48候の「小満」の時季へずらして実施を。
小満は、万物の命が満ちてくるころ・・と言われています。

こんな言葉があります。
「小満は蚕起食桑」と。

「かいこおきてくわをくう」と読みます。
昔の言葉は農作業とともにあり、自然の流れを呼んでいるのだなと感じますね。

当院でも大根や紫玉ねぎ、カブなどは自家製。
まさに畑にて青虫と格闘中です。
令和もまたよろしくお願い申し上げます。